上の写真はプードルちゃんの喉の写真です。数か月前から、のどから異音「がーがー」言うと、来院されました。 外来診察では異常は認められないため、検査入院とし、胸部レントゲン検査と沈静下での喉の診察、半日、慎重な観察をしました。結果レントゲン上、異常は認めません。喉はやや軟口蓋過長をみとめました。院内では異音、呼吸困難はありませんでした。 経過観察としました。 軟口蓋過長はフレブルを含む、短頭種に多く、切除手術を勧めます。
炭酸ガスレーザーでの手術は出血がほとんどなく、正確なラインで切除できます。このため手術時間が短く、ペットの負担が少ないです。粘膜領域の手術に威力を発揮します。
口腔の手術で通常のメスを使うと、すごい出血で術野が見えなくなり、困難を極めます。
下写真はうちの、ピー太郎。いたずらっ子でかわいいです。ジャンプしたり、走ったり、忙しいです。